Kozame-chan’s Grand Vision: A Most Earnest Plea for the Preservation of Expo’s Noble Legacy
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【SDGsブログ】
子ザメちゃん、万博への夢を抱く大冒険!🦈✨
プロローグ:ジョーズ50周年、子ザメちゃんもお祝い!
2025年、映画『ジョーズ』日本公開50周年を記念して、USJでは「ジョーズ・セレブレーション」が開催されていました。
唐草模様の風呂敷を背負った小さな子ザメちゃんが、一番乗りでユニバーサル・スタジオ・ジャパンのゲートをくぐります。
「わぁぁっ!」
アミティ・ビレッジに到着した子ザメちゃんの目に飛び込んできたのは、50周年限定のクリスマスリースをつけた巨大な”ハンキング・シャーク”。
同じサメの仲間として、子ザメちゃんは感激のあまりジャンプ、ジャンプ!
「ジョーズ」のアトラクションでは、特別アナウンスとともにボートツアーに出発。
ドキドキしながらも、水面から豪快に顔を出した大先輩サメの迫力に目を輝かせる子ザメちゃん。
「かっこいいぃっ!」と、サメ語でかわいらしく感想を叫びました。
ジョーズ・レストランでの至福のひととき
アトラクションの後は、お待ちかねのグルメタイム。
造船所をモチーフにした「アミティ・ランディング・レストラン」で、子ザメちゃんは50周年記念スペシャルパッケージの「スパイシーシュリンプ・ブリトーセット」をオーダー。
「おいしいぃっ!!」
ボリューム満点のブリトーを頬張りながら、子ザメちゃんの脳裏には、あることが浮かんでいました。
そういえば、大阪・関西万博も終わっちゃったんだよね…行きたかったなぁ…
USJで大満足の一日を過ごした子ザメちゃんでしたが、心の中には小さな「万博ロス」が芽生えていたのです。
夢洲への冒険、そして出会った光景
子ザメちゃんは思い切って夢洲へ向かいました。
大谷翔平さんパッケージのファミマの大きなおにぎりを入れた唐草模様の風呂敷をしっかり背負い、期待に胸を膨らませながら。
しかし、万博会場に到着すると…
「えっ…」
工事用のフェンスが張り巡らされ、「立入禁止」の看板。
閉幕後の会場は、すでに解体・開発に向けた準備が始まっていたのです。
大屋根リングは遠くに見えるものの、中に入ることはできません。
子ザメちゃんはフェンス越しに、じっと会場を見つめます。
あの大きなリング、まだあるんだ…
あの界隈でみんな、未来の夢を見ていたんだよね!
子ザメちゃんの心に芽生えた想い
その夜、八魚町に戻った子ザメちゃんは、風呂敷から大切にしていた万博のパンフレットを取り出しました。
「いのち輝く未来社会の設計」――そこに書かれたテーマが、心に響きます。
せっかくみんなで作った未来への夢、消えちゃうのかな…
子ザメちゃんは考えました。
ジョーズは50年経っても愛され、記念イベントが開かれている。
万博だって、その精神を残せるはずじゃないか、と。
子ザメちゃんの大提案:万博会場を未来への基地に!
子ザメちゃんは、小さな体で大きな夢を描き始めました。
🌟 子ザメちゃんの万博会場全保存「ミャクミャク大学」プラン
1. 大屋根リングは未来への架け橋
あの美しい大屋根リング、ステキな建造物を、そのまま残す。
未来社会を象徴する建築として、世界中の人々が訪れる場所に。
子どもたちが「ここで未来を考えたんだね」と学べる記念館として。
2. SDGsの実験場として生まれ変わる
万博のテーマ「いのち輝く未来社会の設計」を、本当に実現する場所にする。
- 再生可能エネルギーの研究施設
- 循環型社会を体験できる学習ゾーン
- 世界中の人が集まるSDGs国際会議場
- 都市農業や水循環技術の実証実験エリア
- 元パビリオンなどの建造物の中でSDGsや語学(TOEICなど)を誰でも学べる
3. 観光と理念の両立
もちろん、経済も大切。
でも、ただのサーキット場やリゾートじゃなくて……
- EV専用の未来型サーキット(持続可能なモータースポーツ)
- 水循環をテーマにした環境共生型リゾート
- スマートシティ技術を体験できるホテル
収益を上げながらも、万博の精神とも調和する開発をしてほしい。
4. パトロネージュ
子ザメちゃんの究極の夢は、ルネサンス期のメディチ家のような文化パトロンが現れること。
メディチ家って? :
15世紀から18世紀にかけてフィレンツェで栄えた名門一族。
銀行業で富を築き、その財力で芸術家や学者を支援しました。
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロなど、多くの天才たちがメディチ家の庇護のもとで傑作を生み出し、ルネサンス文化が花開いたのです。
メディチ家は芸術と学問の最大のパトロンとして、ヨーロッパ文化史に決定的な影響を与えました。
つまり「文化を守り、未来に残す」ことに私財を投じた歴史的なパトロンの象徴なのです。
そんな超富裕層の現代版メディチ家が現れて、維持費も含めて万博会場を丸ごと保存し、未来世代への贈り物として残してくれる――子ザメちゃんはそんな救世主を切望しています。
関西経済連合会や大学も後押し!
実は子ザメちゃんの想いは、現実でも共鳴しちゃうような人たちがいます。
その一人、関西経済連合会の松本正義会長が「万博の精神を踏みにじるような開発は認められない」と発言し、跡地活用の再検討を求めているのです。
さらに、京都大学の山極壽一さんを筆頭に、関西7大学も協力して保存を訴えています。
やっぱり、みんな同じことを思ってるんだ!
子ザメちゃんは、大人たちも万博の理念を大切にしようとしていることを知り、希望を感じました。
大屋根リングの下で
特別な出会い:コミャクとの心の対話
夢洲駅を上がった先、東ゲート前の工事規制の手前で、ぽつんと黄昏れていた子ザメちゃん。
ふと足元を見ると、地面に描かれた不思議な生き物がいました。
万博の公式キャラクター「コミャク」です。
色とりどりの細胞のような姿で、地面からじっと子ザメちゃんを見上げています。
子ザメちゃんは、その場にしゃがみ込みました。
(ねぇ、コミャク。君もここに残されたんだね)
風が吹き抜けます。
コミャクの絵が、わずかに揺らいだように見えました。
(コミャク:僕は「いのち」を表すキャラクターなんだ。細胞が集まって、つながって、新しいものを生み出す。それが命の輝き)
(子ザメちゃん:うん、知ってるよ。みんな、ここで未来の命を考えたんだよね)
(コミャク:この場所は、終わりじゃない。ここから何かが始まるんだ。君がそう信じてくれるなら、きっと)
子ザメちゃんの目に、涙が浮かびました。
でも、それは悲しい涙ではありません。
(子ザメちゃん:わかった。私、信じる。この場所が、本当の意味で「いのち輝く場所」になるって)
(コミャク:ありがとう。君のような心を持った人が、未来をつくるんだよ)
子ザメちゃんは立ち上がり、もう一度コミャクを見つめます。
そして、深く長いお辞儀をしました。
エピローグ:未来は、まだここにある
フェンス越しに見た大屋根リングは、夕日を浴びてオレンジ色に輝いていました。
地面のコミャクも、同じ光を受けて、まるで生きているように見えます。
子ザメちゃんは小さな手を合わせて、心の中で願います。
未来を夢見た、あの日の気持ちが、ずっとずっと残りますように
この場所が、本当の「未来社会の設計」の拠り所になりますように
ジョーズみたいに、50年後も100年後も、愛されるコンテンツになりますように
そして、コミャクちゃん。
君の「いのち」が、ずっとここで輝き続けますように
万博ロスのあなたへ:子ザメちゃんからのメッセージ
閉幕してしまった万博に、寂しさを感じているあなた。
でも、諦めないでください。
大屋根リングは、まだそこにあります。
万博で感じた「未来への希望」は、まだ消えていません。
会場を全保存し、本当の意味での「いのち輝く未来社会の設計」の拠点にする――。
その夢は、実現可能です。
経済界も動いています。
市民の声も大切です。
そして、もしかしたら、現代のメディチ家が現れるかもしれません。
子ザメちゃんは、今日も唐草模様の風呂敷にありったけの夢を詰め込んで、明日への冒険に出かけるのです。
あなたも、一緒に未来を信じてみませんか?
🦈✨
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アニメ『おでかけ子ザメ』EDノンクレジット【子ザメダンス】
A Rather Splendid Tale of Hope and Preservation
Right then, let me tell you about our dear little Kozame-chan—a most charming young shark, if I may say so.
The story begins at Universal Studios Japan, where she’s celebrating the 50th anniversary of Jaws with considerable enthusiasm. Tucking into a rather generous spicy shrimp burrito, she finds herself contemplating something rather poignant: the Osaka-Kansai Expo has concluded, and she never had the chance to visit.
The following day, driven by that quiet determination we rather admire, she ventures to Yumeshima. What does she find? Construction fences. “No Entry” signs. The magnificent Grand Ring visible in the distance, yet utterly unreachable.
Now, here’s where it gets rather moving, if you’ll permit me to say. Our little shark refuses to accept that the Expo’s vision—”Designing Future Society for Our Lives”—should simply vanish into the ether. She proposes, with touching sincerity, that the entire site be preserved: transformed into a proper hub for SDGs, a living laboratory for sustainable futures, a place where idealism and economics might coexist with dignity.
She even dreams—and I find this rather endearing—of a modern-day Medici appearing to fund its preservation. Not unlike our own tradition of civic benefactors, really.
The Kansai Economic Federation’s chairman shares her concerns, you see. He’s called for reconsideration of plans to turn the site into mere entertainment facilities, arguing it would betray the Expo’s soul.
In essence, Kozame-chan offers those suffering from “Expo loss” a measured hope: that this remarkable space might yet become what it promised to be—a genuine beacon for future generations.
Quite stirring, I must say. 🦈
#万博ロス #大屋根リング保存 #いのち輝く未来社会 #おでかけ子ザメ #SDGs #夢洲の未来 #ジョーズ50周年 #未来への架け橋
もし子ザメちゃんがUSJでジョーズを体験し限定フードを堪能した後、閉幕後の工事中で中に入れない万博にお出かけしたら、という妄想記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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アニメ『おでかけ子ザメ』第60話「一日のはじまり」













